いつかはエイジシューターに

ソロゴルフを愛するヘタレゴルファーのブログです

キャンセルすべきか、天気予報サイトをガン見して

金曜日、二日前まで曇時々晴れ。最高気温32°という絶好のゴルフ日和(暑くない)。

 

それが、前日の午後一番で天気予報を見ると、曇一時雨。ただし一時間一ミリの弱雨に変わっている。

 

「まだ出来る」と思っていたが、午後三時に見ると、昼の二時間が、十ミリ以上の強雨に変わっている。なんと雷雨。やな予感。

 

同伴者にその情報を伝えると、「キャンセルしない?」との返答。様子見で夕方に見ると、さらに天気予報は悪化して、一日中雨で、昼は十五ミリ以上の危険値。最悪。

 

仕方なく、多数決でキャンセルする。現在所属しているクラブのいいところは、前日の7時までキャンセル料がかからないこと(平日のみ)。素晴らしい、けど悔しい。キャンセルボタンを押した後の喪失感、半端ない。

 

これまでネットの天気予報はどれでも同じだと思って適当に見ていたが、気象庁を始め、いろいろ違うことがわかった。

正確度のランキングもある。

 

その中で、今回の判断に一番役だったと思ったのは、

 

1  GPV 気象予報(今回初めて知った。雲の流れ予想が完全に当たっていた、直前の判断   に最適)。

2 tenki.jp(いつもはこれ。ゴルフ以外ではいつも見ている。雲の流れを読みやすい)。

3 気象庁(正確だけど情報の更新が遅い気が、一日三回って)。

4 ウェザーニュース(少し見にくいけれど正確)。

5 yahoo天気予報(二週間前など予約するための予報を知るのに重宝)。

6 楽天ゴルフ天気予報(ゴルファーにはぴったりだけど、少し反映が遅くて直前の判断には向かないかも)

 

今回、天気予報サイトにも色々あって、ランキングにもされているけれど、ゴルフに行くか行かないかに特化して考えると、そのランキングも変わってくる気がする。

 

ゴルフのキャンセルという、人生一大重要判断する際大切なことは、安易手適当な天気予報のサイトの、画面上の晴れマークや雨マークを信じるのではなく、自分の目で雲の流れを確かめて、判断することが大切だといいうこと。

 

そうすると外れたときも納得できるし、誰かや何かのせいにしなくてもいい。

もちろん本当は、ゴルフ場がクローズと言わない限り、雨の中でやるのがセオリーなんだろうけど。一人では回れないしね。

 

“ ゴルフとは 天気すらも 味方にし ”

 



 

酷暑日の早朝練習

暑い。

と言っても練習は辞められない。

いつもの練習場に、開場する6時5分前に行く。すでに長打の行列。考えることはみな同じ。

「こんな酷暑の日に、昼に練習なんかやってられるか」

 

しかし、朝6時に関わらず、風もなく、蒸し暑く。すでに最悪のコンディション。「名古屋は暑すぎる、他は絶対に涼しいに違いない」・・・。勝手に被害者。

 

来ている人はみな、それぞれ暑さ対策が万全。頭に冷えピタを張って付けているおっさんや、大工さんとかが着ている、上着の中にファンがついているのを着ていたり、白のランニングTシャツという若者も。

 

水分補給を忘れずにと、あちこちに張り紙してある。きっと、この数日、毎日一人は熱中症で運ばれているに違いない。

 

しかし、暑くても、蒸し蒸しても練習は楽しい。

最近、スイング改造が板についてきて、後は再現性だけのところまでやってきたという実感が出てきた。

 

その「再現性」。ゴルフって結局これなのかもしれない。いかに再現性の確率を上げるかっていうスポーツ。

 

マーク金井さんが、「素振り」の大切さをYouTubeの番組でおっしゃられていたが、その意味もわかってきた。

 

そう、野球少年のように、素振りを毎日欠かさずやること。練習場は、その答え合わせに過ぎないのだ。

 

そう思って、今毎日素振りを、マンぶりで30回やっている。それだけで結構へとへとになる。

しかし不思議なことに、練習場では100球ぐらい打っても疲れない。どこか、ボールに当てに行こうとして、スイングが小さくなっているのだろう。後はこの誤差を小さくすることが当初の目標。

 

ちなみに、家で使っている素振りの道具は、二十年前ぐらいに買った江連忠プロが作った練習器具。グリップがへたって二回ぐらい変えているが、これが優れもの。大人の男性でも、部屋の中で十分素振りができる(ただし、二三回ぶつけて、壁に穴を空けた)。

今でも売っているのかな?

 

“ 素振とは 大切だけど すぐ飽きて ”

 

写真だとわかりずらいけれど、20インチぐらい。7番アイアン相当の重量です。

 

ついにユーティリティを買う

先日、Tera-youさんのゴルフレッスン動画を見ているうちに、ユーティリティが欲しくなった。

 

その動画は、ユーティリティの回で、

「もし入れてなかったらすぐに買いに行ってください。もし、入れてなかったら、あなたのゴルフはまだ始まっていません」という言葉を聞いて、本当にすぐに買いに行ってしまった(馬鹿なのかも)

画面越しに勝手に、tera-you先生に弟子入りした者としては、すぐに買いに走らざるを得なかった(ただし一銭も払っていない)。

 

それまで、ずっとユーティリティを敬遠していた。買ったことすらない。

あれは、フェアウェイウッドを打てない人。若しくは女子のような非力な人が使うものだと勝手に思い込んだ。

それでも、過去何回か試打したが、それに加えて、打感が馴染まない。そしてどこに飛んで行くかわからないところも。

 

こうして、ゴルフを始めて何十年。買わずに来た。しかし、一度弟子入りを覚悟した身。信じるしかないと思って、買うことを決意。

 

キャロウェイ染めの自分としては、選択はキャロウェイ1択。それもローグSTマックス染めとしては、選択も1択。

結局、ローグSTマックス ユーティリティ 5H(23°)を購入した(結構売れ切れの店が多かった)。

 

さっき、さっそく練習場に行くも、当たらない。どうして新しいクラブは当たらないのだろう。いらいらする。しかし、信じるしかない。

きっと、いつか戦力になると思って。

しかし、新たな問題が発生。

このユーティリティを入れると、バッグ内が15本に。

はて、何を抜くか。

しかし、今回はあっさり決まる。

チッパー・・・。

さようなら、短き付き合い。

理由は、三回コースに行っても。実際に使ったのは3回のみ。それも、AWのランニングアプローチで代替できることがわかったから。

 

だから、みんなチッパーを入れないんだ。

買ってみて、使ってみてわかる新事実。

しかし、売るのは控える。いつか、もう少し年を取ったら使うかもしれないと思って。

それに、アプローチが苦手な人に上げようと。

 

これで本当に本当に、ゴルフギア道楽は卒業。

信じたクラブを使い込む。これが最上の上達法だとわかったから。

 

“ 信じて 信じられての ゴルフクラブ ”

 


www.youtube.com

雨の中のゴルフ

雨のゴルフって、ほとんどのゴルファーが嫌いだろう。

ゴルフの日の三日前まえぐらいから、当時の天気が気になってくる。そして、晴れマークがついていると、それだけでうれしくなる。

 

それが、二日前に曇、一日前に小雨、当日土砂降り。そんなことになると、気持ちがどんどん暗くなる。

それが、まさに一昨日の出来事。

 

三日前まで、楽天ゴルフの天気予報では、うれしそうにスイングしているキャラだったのに、当日起きてみると、泣いている。

 

なんてこと。晴れを信じていて、買う予定だったレインコートも先延ばししたというのに。

しかし、多くの希望的観測のゴルファーの一人として、現地に行ってみれば意外に・・・と願いを込めて行ってみると、やはり土砂降り。

 

窓の外を眺める、他の多くのゴルルファーも、きっと同じ気持ちだったのだろう。

「なぜだ、どうして、天気予報に裏切られた」と。

 

しかし、来てしまったらしょうがない。ゴルフとは本来、ゴルフ場がクローズと宣言しない限り、プレイ可能。本場のイギリスも、一日の中で一回は雨が降るという。

そう、納得させて、いざプレイ開始。

 

すると、雨の効用なのか。濡れるので素振りもろくにせずに打ったらナイスショット。

2ホール目も同じく。

ただし、グリップがすべって、二回OBが出たにも関わらず、前半52。

なんで適当に打つとスコアが良くなるねん。とひとり突っ込みながら昼休憩。

 

すると、みるみる雲が晴れ、絶好の天気に回復。

それは、今朝見た通りの天気予報通り。

そして、さあやるぞと、想ったら、後半54。

どうしてこうんなんねん。と再び突っ込む。

 

雨は雨なりにいいことがあり、晴れ間は晴れ間なりにダメなことが起こる。

それが、ゴルフだと思い知ったのでした。

あと、雨の日のゴルフは、とても空いていること。

そして、カートに乗っていると、雨の光景もなかなかいいもんだと。

 

せっかく来たのだから、雨の日も、ゴルフを楽しもうと思えば楽しめるとわかったのでした(半分自己洗脳)。

 

“ 雨の日に ゴルフの良さを 再確認 ”

 

エンジョイゴルフが競技指向か

ゴルフを真剣にやっていると、ついいつかは競技に出てみたいと思ってしまう。

それが、いいスコアが出た日なら尚更。

 

ただし、その目安はやはり90を切るぐらいかな。

といって、毎度コースに出るも、スコアは90どころか100も切れない。

 

昨日も、いつものホームコースへ。

OUT56、IN54の感ぜんんあるダボペースゴルフ。とても、競技どころか月例も出れない(出られるけれど、迷惑をかけそうなので)。

 

うーむ。やはりエンジョイゴルフか。マーク金井さんの動画を最近よく見るが、素人ゴルフっていい表現だなと思う。

 

しょせんは、素人とプロとは違う。素人なりのゴルフを楽しむ。わかっているけれど、どこか、上手くなって競技に出て、何とか選手権で優勝とか思ってしまう。

特に、天才的なショットが連発した後は・・・。

 

このエンジョイゴルフか、競技志向ゴルフか。こうやって揺れ動くのアマチュアの人は多いのだろうか。それとも自分だけの勘違いなのか。

 

エンジョイゴルフと割り切ると、急にテンションが落ちて、2mのパットが残っても、「OKパーってと言ってよ」とつい叫んでしまうような、ぐだぐだゴルフになってしまう。

ついでに、お酒もぐいっと。

 

うーむ、難しい。毎回、競技志向でゴルフ場に向かうけれど、最後はエンジョイゴルフとして終わってしまう。

何だか、可笑しいやら哀しいやら。

 

ふとここまで書いてきて、これってゴルフに限らずどれでも一緒かと思い始めた。

野球だって、サッカーだって、ビリヤードだって、将棋だろうと、囲碁だろうと。

何か熱心にやっている人が、いつかはぶつかるというか、考えさせられる分水嶺なのかもしれない。

 

そしたら、に楽になった。そう、好きなことをやる限り、やはりてっぺんを求めてやるべきで、たとえ上手くいかなくても、それにもめげずに精進するのがプロで、エンジョイに切り替えるような思考の持ち主こそが、素人、趣味の人なのだ。

 

かといって、年をとってくると、プロ志向というのは持てなくなる、薄くなる。というわけで、結局はエンジョイと、競技志向かの狭間に揺れ動くことになる。

まあ、それが普通の人の普通の思考なのかもしれない。と、110と刻まれたスコアカードを見つめながら思うのでした。

 

“ 素人と プロを分けるは 心なり ”

 



 

 

リズムが欠けている

もう少しリズミカルに打ったら?

 

と、ゴルフを始めてからずっと言われていた。しかし、そのリズミカルの意味がわからない。

つまり、ダンスを上手く踊れない人に、いくら「リズミカル」にと言ってもわからないように。

 

とにかく「スイング自体が固い、まるで錆びた機械」のようだとさえ言われることもある。

 

その意見を受けて、家にあったメトロノームに合わせて素振りもしたこともある。

だけど、そんな先天的なもの、後付けで直るわけもなし。

だから、ずっと諦めていた。自分にはリズム感がないと。

 

しかし、この前ふと、野球中継のCMの間にフライフィッシングの番組を見ていたら、

実に竿?を、リズミカルというか、まるで鞭のようにしなやかに振っていた。それも、気持ちよく、軽やかに。

 

「そうだ、これだ」と、思った。

これまで、スイングするとき、頭で考えすぎていた。始動はこうだ、トップの位置はこうだ。首の付け根を中心に、体重移動は忘れずに等々。

 

つまり、自由、闊達さがなかった。もっと、自由にクラブを操ればいいんだと理解した。

 

そして、実際に打ってみたら、急に飛距離が伸びた(その代わり、とんでもないショットも出たけれど)。

 

そうこれまで、大剣を振り回すような感じだったのが、そう、レイピアのように扱うのが正解だったのだ。

 

リズミカルというのは、頭で考えすぎないこと。身体に動きを任せることだと、この年になって気づいたのでした。

 

ゴルフのスイングって奥が深い。

 

“ 自由とは 知識をそっと 捨てること”

 

 

クラブ使い込み派に負ける

小雨の中のラウンド。

いつものホームグランドで回る。

結果として、106。クラブを丸ごと変えたり、エースパターの選択に悩んだ結果など、まるで関係なくほとんど腕に進化なし。

 

パターの打ち方に光明が見えたのと、ウッドが当たり出したので良しとするしかないが・・・。

そしてこの日、一緒に回ったのは、はるか昔に同時期にゴルフを始めた友人二人。

 

一人は、近所のゴルフファイブで、店員の勧めるがままにフルセットを買った者。

もう一人は奥さんの大のゴルフ好きの義父から、「おっ、ゴルフ始めるのかね」と喜ばれ、そのまま持っていた中古のフルセットを譲られ、その後も義父がクラブを買い換えるごとに、譲られたクラブを使い続ける者。

 

前者は、ついこの前練習場でボールを打ったときに、「パキーン」という信じられない破裂音がして、ドライバーのヘッドが大破した(そんなことがあるんだ)。

その練習の帰り道に、たまたま目に入ったこれまたゴルフファイブで、店員から勧められたキャロウェイの新型ドライバーのPARADYMに買い換えたのみで、その当初の安物ゴルフセットを使い続けている。

 

後者も、十年前に義父がゴルフを引退したとき、義父当人が「完成形」というセットを譲り受けて、ずっと使い続けている。

 

二人に共通するのは、ゴルフの道具にお金をまったくかけないこと。いくらグリップがすり減っても変えることなく使っている。それに、ボールにはこだわりがなく、毎度ゴルフ場で売っている一袋いくらのロストボールを使っている。まったく手入れもしていない。

 

そして、そんな二人には負けるわけがないと、最新モデルで武装した私。

結果として、二人は100を切り、うれしそうに余裕のホールアウト。

スタート前に「ゴルフは最新道具だよ」とのたまい、鼻高々と最新のゴルフクラブ自慢をした私は面目丸つぶれ。

 

いったい、この数十年、クラブに使った大金は何のためだったのか・・・。無駄だったのか。思わず自分の人生を見るようで、がっかり、がっかりしすぎて、「やっぱ、道具ってつかいつこなした方がいいね」と引きつった顔で完敗を二人を讃えるしかなかった。

 

たしかに二人のクラブセットを見ると、そもそもゴルフバッグに14本もクラブが入っていない。というかセット構成自体何も考えていない。

しかし、いずれもまるで使い倒した包丁のように、しっくりと手に馴染んでいる。飛距離もほぼ間違いない(よくツルツルのグリップで打てるもんだ、それも雨の中)。

 

そして、がっかりした果てに学んだこと。つまり「道具は使い込んで活きる」という真実。

 

ゴルフギア道楽なんて、完敗したスコアを出した相手にはひれ伏すしかない。

 

と、悔しさまじりに妻に話すと慰めの言葉。

「それって、結婚相手と一緒でしょう。一生懸命考えて選んで買ったのだから、信じて使い続けてみれば」。まさにそのとおり。

 

さてと、この手痛い敗戦をきっかけに、この際ゴルフギア道楽(浮気性)も卒業して、生涯の伴侶として、今のローグST NAXセットと、エイジシュートを達成するまで生きていこうと。

 

“ ゴルフギア 使い込んで その価値を知り ”