いつかはエイジシューターに

ソロゴルフを愛するヘタレゴルファーのブログです

他人の紛失球をどこまで探すのか

かつて、外国のコースを回ったとき、一緒に回った外国人が、私が打ったOB球をまったく探してくれないことに驚いたことがある。ただ、早く処理を決めて次を打てと言わんばかりに腕を組んで突っ立っていた。

 

日本だと、すぐに、いっしょになって紛失球を探すのが普通である。それも結構、総掛かりで、かなりの時間をかけて必死に探し回る。時にはスロープレーの原因になってしまっても。

 

その外国人に、プレイ後、聞いてみたら、

「そんなに、ゴルフボールなんて貴重かね、だったら松ぼっくりでも打てばいい」という目が覚めるような返答だった。

 

もちろん、その時は、変なのと思い、目の前の外国人がたまたまそうだったのかもしれないと思ったが、その後も同じようなことが二、三度あった。

 

だんだんと、影響されて確かに探し回りすぎだなと思うようになった。

 

キャディーさんがボールを必死に探しているとき、「もう探さなくていいよ」と早めに見切りをつけて言うことも多くなった。

そのたびに、「えっ」という表情をされてきた。

 

ゴルフが流行ってきた頃、ゴルフボールは貴重なもので、“紛失球をうまく見つけられること“というのが、キャディの腕の一つだった。

 

しかし、確かに昨今の物価高、ゴルフボールは確かに貴重であるが、ボール探しに価値を置きすぎかなと個人的には思う。

 

それよりも、よりスムーズなプレイが優先されべきのような。

 

これは、感想だけれど、紛失球探しにこだわる人ほど、スコアに執着しすぎな人が多い気がする。そしてスコアをごまかす人の比率も・・・。

 

果たして、同伴者の紛失球をどこまで真剣に探すのか、当事者の心情もあって、案外、難しい問題かもしれない。
 
 “OBは 言い訳するより 場を開けて”