8月はさすがに暑すぎて、高原にゴルフ合宿に行ってきました。
本当は、暑さもゴルフの内と言いたいところだが、さすがに暑い。
平野のゴルフ場では、きっと身体中が溶けてしまう。
というわけで、名古屋から便が近く、かつ涼しいということで、ひるがの高原方面を目指しました。
急遽、金土曜日と予約となったので、探して探して取れたのが、鷲ヶ岳高原ゴルフ倶楽部と、白鳥高原カントリークラブ。
ザ、まさに高原ゴルフ。
コースの紹介については、各ゴルフの口コミを見て頂ければと思うけれど、両コースともとても良かった。
というよりも、自分はよほど変なコースでなければ大概のところを楽しく回れるので、
あまりコメントする資格がないのかもしれないけれど・・・。
とにかく、当たり前だけど高原でのゴルフは涼しかった。
そして、考えることは皆同じなのか、中高齢者のプレイヤーがやけに多かった。
快適なゴルフ。泊まりがけをいいことに、ついつい手が伸びてほろ酔いプレイ。
何ともリゾート気分と、終始楽しかったのだが。
同時に、自分のホームコースもそうだけど、38度を超える猛暑の中のゴルフって何だろうと思ってしまった。
今ではゴルフだけではなく、プロ野球も、サッカーも、学校の体育大会も。
かつては、そこらの平野でもやれたいたことができなくなっている。
そうした違和感もいつしか慣れて、自分達は車を走らせ、人によっては北海道まで出張って、涼しい場所を探してプレイをする。
快適で楽しい中、ふとこんなんでいいのかなと思ってしまった。
今さら、温暖化、異常気象。もうこうなったのは仕方がないし、どうすればいいのか検討もつかない。そんな中、何とか工夫して楽しむしかない。
しかし、現実的には40度近くの気温って、どこかおかしい。簡単に言えば、とても快適な中、ふと、こうした異常さから逃げたような気がしたのだ。
「快適さを求め過ぎて、誤りをさらに増長させていないか」と。
まあ、こう思ったのは、OB連発した直後の一瞬だったのだけど、とんかくゴルフって楽しくて、ラグジュアリーで、快感で、とてもいいスポーツで大好きだけど、その反面、何かに大きな犠牲を課しているのではないかもと思うことも、その日に限らず思うことがある。
そんなことを考えるのだったら、辞めたら。そんな声も聞こえるけれど、ゴルフの魅力に取り憑かれると、お酒やたばこと同じく中毒になってしまって、もう辞められない。だったら、いかに付き合っていくか。
結局、その二日間のプチ合宿。105、105というスコアに回ったけれど、まだ105歳まで生きなくてはと思った反面、スコアだけではなく、白鳥という冬はスキー場、それ以外はゴルフ場というところの、フェアウェイのど真ん中に立って、素晴らしい眺望の中、ふと遠くの山々を見たとき、人間ってとても欲深いものだと思ってしまった。
かといって欲を捨てると、スコアも環境も良くなるかというと、きっとそういう訳でもないのだろうけど。
“ 静かなる ゴルフ場での 夕涼み ”