このブログは、自分がやっている文章ものの中でも一番気楽で、半分息抜きで書いている。
どうも、小説書きをやっていると、知らず知らずに視野が狭くなり、自家中毒のようになって、心底塞ぎ込むことがある。人と接するのが億劫になり、周りの人たちと、会話をしなくなっていく。
そうなると、結果的に小説も上手くかけなくなる。不思議な現象だ。
そんなときゴルフをやっていると、急な誘いがあったり、動画で目覚めて自ら練習に行ったりと、自然に外の世界と接するようになる。というか接せざるを得なくなる。
そして、何となく気分がほっとする。閉じこもった穴蔵の中で、天井の板が突如開いて、「そんなところにいつまでもいないで出てこいよ。たのしいぞ」って、言われたような気がする。
ゴルフって結局、自分にとってこれなんだなと思う。
もちろん、運動っていうのもあるけれど、単純に社会に連れ戻してくれるもの。
最近それがよくわかった。
気分が滅入っているとき、練習場でドライバーに改心の一発が出るだけで、笑顔になれる。未来が明るく感じられる。少し大げさかもしれないけれど、スコアの大小よりも本当は大きいのかもしれない。
お金もかかる。時間もかかる。なかなか上達しない。多くの人が言うマイナス点もたくさんあるけれど、それに見合うメリットがあると思う。
表向きは、このブログはエイジシュートを目指す、日々の徒然記のようなものだけれど、実は、ゴルフをやることで、より人生を楽しむための、重要な処方箋となっているのかもしれない。
ときどき、読者もあまりいない。お金にもならないブログを、なぜやっているのだ?と親しい人たちから言われるけれど、ゴルフを考えていると、硬直した日々がふっと和らぐ感じがする。そのためだと今ははっきりと答えられる。
というわけで、時には文脈がわけわからなくなったり、誤字脱字があったりするかもしれないけれど、もし読んでくれている人がいれば申し訳ないと思っています、すみません。
「文はひとなり」って言葉があるけれど、文章って、結局人そのものであり。この欠落的なブログが自分そのものなので。
と、しばらくふさいでいた日々を振り返って・・・。さあていい秋日和(実は曇)、練習に行こうっと。
“ ふさぎこむ 虫もボールも 飛んで行け ”