いつかはエイジシューターに

ソロゴルフを愛するヘタレゴルファーのブログです

はてしなき飛距離を求めて

ドライバーの飛距離のこだわりは、とっくに諦めて悟ったつもりだったけど、やはり、ゴルフ中継とか、いざラウンドに出るとライバルより飛ばないのがどうしても腑に落ちない。心のどこかで納得行っていない。

「飛ばしてナンボ」っていうあるYouTuberの言葉が、再三頭の中に響き渡る。

 

と、この半年キャロウェイローグSTマックスDドライバーを愛用機として、ひたすら使い込んできたが、スイングが完成するとともに、時々左へのミスが出るようになった。それに飛距離も220ヤード周辺で低空飛行。これは、行ったと思ったら、途中で失速センターフライといった感じが続く。

 

いろいろネットで調べてみると、どうやら「つかまりすぎる」らしい。といってもあくまで自己判断なので想像だけど。

とりあえず、二つの課題をクリアすべく、再びYouTubeで最適ギアの動画探し。

 

ただ、候補はあった。もともと、ローグSTマックスシリーズのドライバーを買うときに、気になっていたLS。

 

このLS 字のごとく、低スピンで遠くに飛ばす、捕まりにくい「上級者向け」というコンセプトのドライバー。

ただし、紹介動画ではヘッドスピード40m/s以上あれば何とか使いこなせるとのこと。そして、よく見るゴルフのレッスンプロ動画のterra-you さんもご愛用ということを知って、背中を押された感じで、さっそくゴルフパートナーに行ってみる。

 

ついでに、かつてのゴルフギア道楽を精算すべく、最近買ったクラブを5本ぐらい整理する(金持ち風ですが、ちなみに、目を皿にして探してぎりぎりの中古で買ったものです)。

 

そして、つらつらと見ていると、探していたLSを発見。ついで、トリプルダイアモンドも発見。

さっそく、二つを試打してみる。

 

軽装で行ったにもかかわらず、打ってみるとちゃんと当たって、二つとも良い感じ。

店員のおだてにも乗せられて、つい財布のひもが・・・。ただ、トリプルダイアモンドの方は、ベンタスブラック60Xという自分にはオーバースペックのシャフトが刺さっていて断念。

十球打っただけで、腕がつりそうになった。

 

というわけで、ノーマルのLS シャフトもtesei55の S シャフトのものにする。

やはり、ゴルフって新しいギアを手に入れた時って、昔店先に並んでファミコンソフトを買ったときみたいに、ほんとわくわくする。

歩いて行ったので、槍のように持って帰る。少し恥ずかしい。しかし、そこらの草むらを見つけると、まちきれずにスイングしてみたくなる。

 

と、次の日、さっそく練習場に行って打ってみた・・・うっ、当たらない。どうして試打した時って当たったような気がするのに、練習場に行くとこうなるだろうという疑問を感じながら、ひたすら打ち込む。

しかし、ピリ・・・嫌な予感。腰が・・・悲鳴をあげる。

10球で中断。やはり、55グラムといえど、いつも使っているベンタスTRブルー50に比べると重い。ヘッドが返らない・・・

 

仕方なく、その後ローグSTマックスDの方を打つと、まあ簡単。まっすぐは飛ぶが、ぶわーっと上がって距離が出ない。

まだ、LSの当たりそこないの低弾道の方が結果としてよく飛んでいる。それだけがわかっただけで満足する。

 

そして、家に帰り、もう一度LSの打ち方をチェックして、腰の具合と相談しながら、今朝方、練習リベンジ。

すると、昨日よりよく当たる。そう、重いシャフトは、やはり振るしかないと思った。自分の歳も、身体の悲鳴も無視して、まるで若者のように「振る」、ひたすら振る。それだけなのだ。

 

別に当たらなくても良い、ただ気持ちよく振る。そう思って打っていたら、びっくりするぐらいの球が一球出た。そう、これこそ探していたボール。低弾道で突き刺さるように飛んで行く軌道。まだかなり若き頃、同伴者をうならせていたボール。

思わず、独り言で「おお」っとつぶやいていた。

もちろん、まだスイング改造中。出たのはこの一球のみだったが、久しぶりに270ヤードを超える可能性を感じた。

 

さて、今週金曜日はいつもホームランドでラウンド。少し天気が心配だが、この一球が本番で出ることを願って。同伴者の度肝を抜かせるぞっと。

やはり、飛ばしてナンボ。飛べばやはり楽しい。はてしなき飛距離の前には、エイジシューターの夢もかすんでいく・・・。

あと、わかったのは、重いドライバーを振っていると、他のクラブもやけに簡単に思えて、おまけに力強いスイングになること。

もっと早く気づけばよかった。

 

“ はてしなき 飛距離を夢見て マン振りし ”