これはあくまで、本当に主観の、ハンディ30レベルのゴルファーがプレイした感想です
(一般的な評価を知りたい方は、楽天とゴルフダイジェストのサイトにどうぞ)。
天気は晴れ、梅雨に入る直前で、素晴らしい状況。
7時スタート 18ラウンドスループレイ。
コースは山岳コースに分類してもいいかも。
全体的にアップダウンが多く、フェアウェイは狭く、グリーンはほぼ砲台で、グリーン周りはバンカー多数。
そして、ピータートムソン設計。最初に聞いたとき?となった。
ピータートムソンというと、全英オープンを何回か勝った人で。リンクスコースの王と呼ばれていた人。
稲武カントリークラブは、愛知県の東部の山奥にあり、標高750メートル。リンクスとは真逆の環境だ。
そのせいか、バンカーが異様に多い。それはリンクスのイメージを引っ張っているのか、ただバンカーが好きなだけのかはわからないが、グリーンも異様に早く、自分のようなアプローチを転がしでやるタイプには、まさに天敵。乗ったと思うと、コロコロと転がり、バンカーへコロン。
この光景を、18ホールの中でデジャビューとして何度も見た。
そのせいか、グリーン周りが難しく感じる。パターもいつもと感じが違う。
早いグリーンは基本的に好きなのだが、バンカーに転がり落ちるのを恐れてすべからくショート。
うーん。最初はこのコースは老人向けかと思ったが、ロフトのある58°や60°のウエッジで上げて止められる若者の方がいいのかと思うようになった。
とにかく、アプローチが転がし派のゴルファーにはストレスがたまる。
コースコンディションは、カート乗り入れOK(有料)のわりに、良好に保たれていて、ディボットの跡もカートの轍もほとんど見当たらない。
ただし、そのフェアウェイが狭い。そしてだいたい左右に谷があり、グリーンまでのショートカットを狙うと、ミスるとたちまちバンカーや深いラフの餌食。
そして、ほとんどが登りとなっていて、思った以上に距離がでない。
それでも、この数年取り組んできたスイング改造の結果、ドライバーがだいたい250ヤード平均を超えるようになってきた。
一ホールだけだったが、270ヤード飛んだ。
すべては、Tera-You さんと、片山晋呉さんと、石川遼さんと、青木翔さんのYouTube動画のおかげ。
それは今回のグラウンドでの最大のお土産となった。が、それ以外には大してお土産はなく、ピータートムソンが作った砂地獄のせいで、結局は118という多たたき。イメージとしては、100は切れると思ったのに。すべてはグリーン周りのせい(そう思いたい)。
そして、この稲武カントリークラブ、アコーディアさんが経営している。前回来たとき、経営難がささやかれいて(メンバーの人から聞いた)。危ないにかなと思ったら、いつの間にか買収されていた。
アコーディア経営のゴルフ場に行かれた人はわかるけれど、とてもすべてが合理的で効率的。
ゴルフバックを下ろすのも自分。受付から、精算まですべて端末操作。
そして、茶店も自販機で、昼ご飯もフードコートのようにすべてがセルフ(味はとてもおいしい)。そこが少し味気ない気がしたけれどしょうがない。皿を置いて席を立ったら、すかさず
「ご自身で返却口にお返しください」とそっけなく言われてしまった。
もちろん、ゴルフ場のコース自体の評価とは直接関係ないが、半分保養とリラクゼーションで来ている人には、少し残念に感じるかも。
あと、とても涼しくて快適だったけれど、名古屋人からするといさささか遠い。かなり下道を走らなくてはならない。えっちらおっちら走ってようやく、足助の香嵐渓に到着って感じ。
あまり点数化はしたくないけれど、ほんとうにへぼゴルファーの独断と偏見で。
(各5点満点、本当に独断です)
飛ばし屋ー派 2点(フェアウェイが狭い、突き抜けるホール多し)
アプローチ転がし派 2点(砲台グリーン、高速グリーン)
バンカー苦手派 1点(バンカーがとにかく多い、ただ砂は良好)
パター苦手派 1点(とにかく速い)
リラクゼーション重視派 2点 (効率重視かな)
料理重視派 4点(アコーディアはどこもおいしい)
料金コスパ重視派 3点(朝7時18R スルーの割には・・・)
コースコンディション重視派 4点(よく綺麗にされている。特にラフ)
待ち時間0派 2点(詰め込みすぎ?)
点数が低い項目が逆に得意な人は楽しいと思います。
といった感じでしょうか。来月もお邪魔するので相対的に満足したのかも。
〝 梅雨入りも 稲武の芝は すすしげに 〟