いつかはエイジシューターになる 仲村比呂

ゴルフが好きなヘタレゴルファーのブログです

真冬の練習はやめたほうがいい?

なんだか、今年の冬は例年より寒い気がする。
というのも、早朝練習に行くと、少し暖かった先週までよかったのに、面白いぐらい球が当たらない。

練習場は寒いとわかっているので、家で念入りに柔軟体操をしストレッチを行ってから行っても、練習場に着く頃には、全身がちがち、身体も凍ったように硬くなっている。

昨年の冬も、練習場にいって行っていたけれど、これほどひどくはなかった。
やればやるほど、からだがさらに堅く凍っていく気がしてしょうがない。老化と言われればそれまでだけど。
さすがに、1月2月の極寒での練習はやめようと思った。
無理してやっても、スイングが悪くなるし、怪我をしかねない。

前から思っているけれど、0度近くの気温の中で練習するのって、ゴルフに限らずそもそも運動するのにふさわしくないかもしれない。絶対、効果よりデメリットの方が大きい。
北国育ちの、生まれながらに寒さに強い人は別なんだろうけど。

その昔、小学生のとき、半年間だけサッカー部に入っていたことがあった。春夏は野球部で、秋と冬は自動的にサッカー部になるという変わった部だった(当時の小学校は割に多かった気がする)
本当は野球だけをやりたかったのに、寒くなる頃から自然にサッカー部になり、寒空のしたひたすら、声出しと、単調なパス練習を繰り返す日々。

そして、試合は出られるわけもなく、線審かボール拾い。
これを寒さの中でずっとやっていて、ほとほとサッカーが嫌いになってしまった

そんなさなかに、ちらりと横を向くと、暖かそう(そう見えた)体育館で楽しそうにバレーボールの練習をやっている姿が目に入った。

たちまち、自分の気持ちが揺らぎだし
次の週には退部届を出して(自動的に野球部も辞めることに)、バレーボール部に入部していた。

と、これで寒空地獄からは解放されたわけだが、いざ入ってみると、バレーボール部はバレーなりに、冬は大変で。別の寒さとの戦い(冬だとひときわレシーブしたボールが痛い)、まさに隣の芝はなんとやらというのを、そのまま体現する結果になってしまった。

と、何が言いたいかと言うと、本当の寒がりは、真冬にスポーツってやらないほうがいいんじゃないってこと。
と、いいつつも金曜日の夜ぐらいに、ゴルフレッスン動画を見ると、
早朝の寒空の下にいそいそと練習に行ってしまうのだけど・・・このお正月も・・・。

室内バーチャル練習場のような器具を自宅に欲しい・・・(願望)。

“ 寒空に 白球飛ばし 息白く ”

 

今年もよろしくお願いします。

 

 

混んでるゴルフ場はやっぱり嫌

 自分はもともと、行列と人混みが嫌いなので、混むことがわかると、極力そんな場所は意図して避けてきた。
 人気ラーメンや、人気アトラクションなど問題外であり、そうまでした混んだ店の中で食べるのもっての他だった。だったら、早朝のすき家で牛丼食べていた方がましぐらに思っている

 ゴルフ場も、数十年前のバブル時期のゴルフ場は混んでいるのが当たり前だった。
 一ホール終わるごとに、数十分待たされることもざらだった。

 それだけ、ゴルフもはやっていたし、ゴルフ場側も詰め込めるだけ詰め込んで、スタート間隔を極力短く設定してあった。
 

 しかし、バブル経済ははじけ、ゴルフ場があちこち倒産し始めた頃から、ゴルフ場が急に空くようになった。予約も前日でも大丈夫なことが多くなった。18ホール終えると、ゴルフマスターからあと、「もう、ハーフ」はいかがですと、今では考えられないが、ゴルフ場の方から強く勧められたほどだった。

 中にはハーフどころか、さらに18ホールを回る猛者もいた。
 
 本来のゴルフ人口も少なくなり、練習場に若者の姿がほとんど見当たらなくなった。
 そのとき、はじめたばっかり自分としては、ゴルフというのは人混みがなくて、なんと快適なスポーツなんだろうと思っていた。
 
 前の組の姿はなく、後ろの組の気配もない。打ち込むことも打ち込まれることもない。
 一世一代のスーパーショットをねらって、思いっきりドライバーをぶんまわすことができた。
 ほかのショットも、何度もゆっくり素振りをして、気持ちを落ち着けてく打つことができた。
 遅延プレイ?ハーフで二時間厳守(罰金ありというゴルフ場もあった)という、バブルの頃に耳にたこができるほど言われた言葉は、とっくに死語となってしまった。
 
 コース途中の茶店でも、昼食のレストランでも、給仕の人と長々と雑談をしたり、コースに咲いている花や木々について教えてもらうこともあった。
 
 その数十年後、最近のゴルフブームがやってきた。若者や女性がいっせいにやりだし、ゴルフ場に活気がもどってきた。
 もちろん、このままゴルフ業界が寂れていくよりは、活況を呈している方がうれしいが、再び混み出すようになって、いらいらする人も多くなってきた。
 後ろの組から打ち込まれることも多くなったし、何度もすぶりをくりかえしていた同伴者が、待っているカートから舌打ちされることもあった。
 
 そんな彼らが待ち時間で何をしているかというと、だいたいスマホを見て、ゲームをしたりSNSをやっていたりする。

 ゴルフに来ているのに、みんゴルなどのゴルフゲームをやっている子もいた。
 

 もちろん、その人の勝手だが、せっかく非日常の中にいるのに、見慣れた日常のものを持ち込むなんてもったいないなあと思ってしまう。
 左右を見れば、季節の木々があり、きれいな花が咲いているし、.空だっていろいろな表情を見せている。
 それらをゆっくり眺めていればいいのにと思う。

 と、言いながらもやはり混んでいるの嫌は嫌だけど。

 “ 混んでいて 順番待ちも またゴルフ ”



 

ゴルフの本質って何だろう。

ゴルフを始めてけっこうの年月がたつ。
最近、しみじみと思うことがある。

どうして、こんなにゴルフに夢中になっているのだろうと。
 
突然だが、ゴルフほど毀誉褒貶があるスポーツもない。
作家の村上春樹のように、ゴルフというものを毛嫌いしている者もいれば、あれはお遊戯だと言って、スポーツと見ていない者もいる。司馬遼太郎のように、環境破壊だと言う人もいる。
 
自分も、そうした毀誉と褒貶の間を揺れ動いていた時期がある。
しかし、結局のところ、ゴルフは面白い。

馬鹿みたいな理由だが、それがすべてのやらない理由のすべてを駆逐してしまう。
 
そして、かつてはかなりのアンチだった者も、周りに影響されたり、仕事上やらなくてはいけなくなったりしていざ始めると、最初はブツブツ言っていても、しばらくぶりに会うと、完全にゴルフの虜になっていたりする。

 

そして、ゴルフとスポーツにはまった理由も人それぞれだ。

結局、ゴルフの本質とは、遊びとしての受け入れるキャパの広さにあるのだと思う。言い換えると、人の数だけ好きになる理由があるというか、好きな箇所も違うところが面白い。

 

飛ばしてなんぼという人もいれば、コース戦略を楽しむ人もいる。スコアにひたすらこだわる人もいれば、競技で頂点を目指す人もいる。酒飲みながらのエンジョイ、つまるところの居酒屋ゴルフという人もいる。

そして、そんな同伴者と一緒に18ホール回っていると、その好きな理由が何となく見えてくる。わかってくる。ふらふらの泥酔状態で一番ホールに立つ人もいれば、何かぶつぶつ言いながら、素振りを百回ぐらいしている人もいる。それを観察しているのも楽しい。

 

そして、何よりもそんな、人によってバラバラなゴルフが好きな理由に、お互いがどこか干渉しない、何となく敬意を払っている。決して自分のやりかた、理由が一番だとも主張しない。

これって、他のスポーツには意外に見当たらないことのように思う。

卓球や、テニスだとどうしたって勝ち負けだし、ボーリングはスコア、陸上は自己の記録。
 テニスをやっていた身からすると、サーブだけにこだわりをもって、ひたすら練習する人はほとんどいない。ショットの球速に拘る人もいない。
 
 やはり、繰り返しになるが、この幅の広さが、ゴルフというスポーツの最大の魅力であり本質だと思う。
 ゴルフとは、独りとしても、多くの人とも楽しめる。
 

 そして、そんな好みも、年齢とともに変わっていく。ドライバーの飛距離から、スコア重視へと。そこもいい。

 自分も、いつかはエイジシューターになりたいと言っていながらも、また別の目標に変わるかもしれない。たとえば、イギリスのリンクスのコースを全制覇とか・・。
 

 それもまたいいのかもしれない。いろいろあってのゴルフ人生。 

〝 ゴルフ好き 持ってるネタは 無尽蔵 〟
 

 

シャフト選びは計画的に

金曜日、答え合わせをすべく、一週間前に買った ローグSTマックスLSのコースデビュー。

もう、二年前に発売されたクラブなので今さらなので、あまり詳しくは書きませんが、

結果として105でホールアウト。

 

OBは出なかったが、ドライバーはすべて激しくフェードした。というよりブーメラン化した。

曲がりを計算して打ったからOBが出なかっただけ。

したがって、距離はほとんど出ずに、結局マックスDと変わらない飛距離。

同伴者が、パラダイムの9.5° ツアーAD4-Sのドライバーで、常時270ヤード超えの球をバシバシ打っていたのを尻目に。自分は本当に涙目。

 

どうしてこうなるの・・・。練習不足なのか、はたまた合わないのか。それとも上級者モデル過ぎるのか。

 

結局、重くて固いシャフトをぶん回せば飛ぶってももんでもなく、アジャストして、振り抜けば、ドライバーは飛ぶんだということを、この同伴者から教えられた。

 

そして、この同伴者はもう55歳超えで、身長も170センチない小柄の男。どうして、楽々50ヤード以上も置いて行かれるのか。理由はわかっていても、悔しさは変わらず。「悔しかったら練習しろ」という声が、頭の中で響く。

 

と、さっそくその後の二日間、練習場でドライバだけを打ち込みを行う。

やはり、9°のではボールが上がらない。大きくブーメラン(かっこ良く言えばフェード)。

仕方なく、一度上げて、10°で打つ。シャフトは、ベンタスTR ブルー。

やはり当たらない。いくら振っていっても、球にばらつきが出てしまう。

ただ、ヘッドスピードだけは出た。45m/sを計測。ほんと久しぶり。

 

このままかつての、50m/sまで行けるのか否か。

と、そこでふときまぐれに、一緒に持って行ったマックスDに、LSに刺さっていたテンセイ55-Sを、マックスDに差して打ってみる。

 

すると、それが大成功。楽に250ヤードに到達。

なんてことだ。LSをマン振りしても届かなかったのに・・・。

 

というわけで、わずか二週間で、エースドライバーは元のマックスDに戻ることに。

そしてわかったのは、ドライバーというのは、ヘッドも大切だけど、自分のヘッドスピードや、スイング軌道に合ったシャフト選びが何よりも大切だということ。

 

改めて重くて固いシャフトが飛ぶというわけでもない。

近頃、ゴルフショップでシャフトのフィッティングが流行っているらしいが、その理由がわかった。

 

そう、『シャフト選びは大切』ということ。合わないシャフト打っても、スイングが壊れるだけ。

 

きっと、フィティングをやればもっと合うシャフトが見つかるんだろうな。

しかし、シャフト単体ってなんであんだけ高いのだろう・・・そうそう安易に変えられない。破産してしまう。

別の意味でシャフト選びは、計画的にってことかな

 

“ 知らぬ者 シャフトと言っても ただの棒 ”

 

 

はてしなき飛距離を求めて

ドライバーの飛距離のこだわりは、とっくに諦めて悟ったつもりだったけど、やはり、ゴルフ中継とか、いざラウンドに出るとライバルより飛ばないのがどうしても腑に落ちない。心のどこかで納得行っていない。

「飛ばしてナンボ」っていうあるYouTuberの言葉が、再三頭の中に響き渡る。

 

と、この半年キャロウェイローグSTマックスDドライバーを愛用機として、ひたすら使い込んできたが、スイングが完成するとともに、時々左へのミスが出るようになった。それに飛距離も220ヤード周辺で低空飛行。これは、行ったと思ったら、途中で失速センターフライといった感じが続く。

 

いろいろネットで調べてみると、どうやら「つかまりすぎる」らしい。といってもあくまで自己判断なので想像だけど。

とりあえず、二つの課題をクリアすべく、再びYouTubeで最適ギアの動画探し。

 

ただ、候補はあった。もともと、ローグSTマックスシリーズのドライバーを買うときに、気になっていたLS。

 

このLS 字のごとく、低スピンで遠くに飛ばす、捕まりにくい「上級者向け」というコンセプトのドライバー。

ただし、紹介動画ではヘッドスピード40m/s以上あれば何とか使いこなせるとのこと。そして、よく見るゴルフのレッスンプロ動画のterra-you さんもご愛用ということを知って、背中を押された感じで、さっそくゴルフパートナーに行ってみる。

 

ついでに、かつてのゴルフギア道楽を精算すべく、最近買ったクラブを5本ぐらい整理する(金持ち風ですが、ちなみに、目を皿にして探してぎりぎりの中古で買ったものです)。

 

そして、つらつらと見ていると、探していたLSを発見。ついで、トリプルダイアモンドも発見。

さっそく、二つを試打してみる。

 

軽装で行ったにもかかわらず、打ってみるとちゃんと当たって、二つとも良い感じ。

店員のおだてにも乗せられて、つい財布のひもが・・・。ただ、トリプルダイアモンドの方は、ベンタスブラック60Xという自分にはオーバースペックのシャフトが刺さっていて断念。

十球打っただけで、腕がつりそうになった。

 

というわけで、ノーマルのLS シャフトもtesei55の S シャフトのものにする。

やはり、ゴルフって新しいギアを手に入れた時って、昔店先に並んでファミコンソフトを買ったときみたいに、ほんとわくわくする。

歩いて行ったので、槍のように持って帰る。少し恥ずかしい。しかし、そこらの草むらを見つけると、まちきれずにスイングしてみたくなる。

 

と、次の日、さっそく練習場に行って打ってみた・・・うっ、当たらない。どうして試打した時って当たったような気がするのに、練習場に行くとこうなるだろうという疑問を感じながら、ひたすら打ち込む。

しかし、ピリ・・・嫌な予感。腰が・・・悲鳴をあげる。

10球で中断。やはり、55グラムといえど、いつも使っているベンタスTRブルー50に比べると重い。ヘッドが返らない・・・

 

仕方なく、その後ローグSTマックスDの方を打つと、まあ簡単。まっすぐは飛ぶが、ぶわーっと上がって距離が出ない。

まだ、LSの当たりそこないの低弾道の方が結果としてよく飛んでいる。それだけがわかっただけで満足する。

 

そして、家に帰り、もう一度LSの打ち方をチェックして、腰の具合と相談しながら、今朝方、練習リベンジ。

すると、昨日よりよく当たる。そう、重いシャフトは、やはり振るしかないと思った。自分の歳も、身体の悲鳴も無視して、まるで若者のように「振る」、ひたすら振る。それだけなのだ。

 

別に当たらなくても良い、ただ気持ちよく振る。そう思って打っていたら、びっくりするぐらいの球が一球出た。そう、これこそ探していたボール。低弾道で突き刺さるように飛んで行く軌道。まだかなり若き頃、同伴者をうならせていたボール。

思わず、独り言で「おお」っとつぶやいていた。

もちろん、まだスイング改造中。出たのはこの一球のみだったが、久しぶりに270ヤードを超える可能性を感じた。

 

さて、今週金曜日はいつもホームランドでラウンド。少し天気が心配だが、この一球が本番で出ることを願って。同伴者の度肝を抜かせるぞっと。

やはり、飛ばしてナンボ。飛べばやはり楽しい。はてしなき飛距離の前には、エイジシューターの夢もかすんでいく・・・。

あと、わかったのは、重いドライバーを振っていると、他のクラブもやけに簡単に思えて、おまけに力強いスイングになること。

もっと早く気づけばよかった。

 

“ はてしなき 飛距離を夢見て マン振りし ”

 

 

 

塞ぎ込みの処方箋

このブログは、自分がやっている文章ものの中でも一番気楽で、半分息抜きで書いている。

どうも、小説書きをやっていると、知らず知らずに視野が狭くなり、自家中毒のようになって、心底塞ぎ込むことがある。人と接するのが億劫になり、周りの人たちと、会話をしなくなっていく。

そうなると、結果的に小説も上手くかけなくなる。不思議な現象だ。

 

そんなときゴルフをやっていると、急な誘いがあったり、動画で目覚めて自ら練習に行ったりと、自然に外の世界と接するようになる。というか接せざるを得なくなる。

そして、何となく気分がほっとする。閉じこもった穴蔵の中で、天井の板が突如開いて、「そんなところにいつまでもいないで出てこいよ。たのしいぞ」って、言われたような気がする。

ゴルフって結局、自分にとってこれなんだなと思う。

もちろん、運動っていうのもあるけれど、単純に社会に連れ戻してくれるもの。

最近それがよくわかった。

 

気分が滅入っているとき、練習場でドライバーに改心の一発が出るだけで、笑顔になれる。未来が明るく感じられる。少し大げさかもしれないけれど、スコアの大小よりも本当は大きいのかもしれない。

 

お金もかかる。時間もかかる。なかなか上達しない。多くの人が言うマイナス点もたくさんあるけれど、それに見合うメリットがあると思う。

 

表向きは、このブログはエイジシュートを目指す、日々の徒然記のようなものだけれど、実は、ゴルフをやることで、より人生を楽しむための、重要な処方箋となっているのかもしれない。

 

ときどき、読者もあまりいない。お金にもならないブログを、なぜやっているのだ?と親しい人たちから言われるけれど、ゴルフを考えていると、硬直した日々がふっと和らぐ感じがする。そのためだと今ははっきりと答えられる。

 

というわけで、時には文脈がわけわからなくなったり、誤字脱字があったりするかもしれないけれど、もし読んでくれている人がいれば申し訳ないと思っています、すみません。

 

「文はひとなり」って言葉があるけれど、文章って、結局人そのものであり。この欠落的なブログが自分そのものなので。

 

と、しばらくふさいでいた日々を振り返って・・・。さあていい秋日和(実は曇)、練習に行こうっと。

 

“ ふさぎこむ 虫もボールも 飛んで行け ”

 

 

エイジシュートは幻想か

二週連続でゴルフ。

何と恵まれた環境なのだろう。天気も最高。ゴルフ日和。

 

しかし、最初の出だし2ホール続けてトリプルボギー。そこで、今日こそ久しぶりに100切りをと思っていたが、心が折れる

最初の茶店で、軽く一杯。

 

しかし、不思議なことにそこから登り調子。パットも続けざまに入る入る。

この数年なかったチップインもあったりして、しかし出だしのトリプルがこたえて54。

自分は酔拳の使い手かと思ってしまうほど。

 

世の中のゴルファーって、プレイ中どれだけお酒を飲むのだろうか。もちろん素面でやるのが原則だけど、こうして心がぷっつりと折れてしまったときどうしているのだろうか。

たまに、朝からクラブハウスで何杯も飲んでいるおじいさんがいるけれど、ちゃんと18ホール回れているのだろうか心配になるときがあるが、回りながらふと、変なことを思ってしまった。

 

ただ、今日のように帰りの運転手が別に確保されているなると、どうしても酔拳に溺れがちな自分。

そのまま昼も飲んで、後半に臨むも大崩れ。62。

 

合計116。お話にならない。

これでは、エイジシューターなど夢の又夢。と思いつつも、お酒を飲みながらほろ酔い加減で回るのもゴルフの楽しみの一つだと再認識。

 

ストイックにスコア至上主義のように回るのも当然また良し。きっと出だしの3ホールがパープレイだったら、絶対に飲んでいない(たぶん)。

 

アスリートゴルフ、エンジョイゴルフって、いろいろな言い方あるけれど、人に迷惑を掛けなければ、お酒を飲みながらのプレイもありだと思う。そこがゴルフの許容量の広さだとだと思う

 

飲んだら乗るなではないけれど、飲んでもできる唯一のスポーツだと思う(もちろん限度あり)。

 

しかし、エイジシューターは遠ざかっても、パターパスターの道は近づいたかもしれない。この日、パット数は自分としては驚異の34。

かつての、パター王の力が蘇っていた。

結局、いつかエイジシューターになれるとしたら、アプローチとパターに磨きをかけるしかないかもしれない。

 

と、家に帰り、素面になると、やっぱりなぜ飲んだと反省してしまう俗物ゴルファーなのでした。

 

理想は、「エンジョイしながらエイジシュート達成」なんだけどね。なかなか難しい。

 

“ ゴルフも 差しつ差されつ 秋の空 ”