春
打ちっぱなしに行くも、まったく当たらず。下手になっているのかも。
ついに、YouTubeやレッスン本で学ぶのを諦めて、個人レッスンを受けてみようと思って、ネット検索。
すると、近所に新しくレッスンスタジオ(個室練習場)が出来たのを発見。
それも24時間やっているらしい。
普段は、車で30分ぐらいの巨大練習場の片隅で、ひそかに練習しているのだが、この新しいレッスンスタジオ、体験レッスンもやっているそうなので、いきなり日曜、朝の6時に訪れてみた(空いていると思って)。
だが、実際に行ってみると、立派な建物。前の駐車場には朝6時にもかかわらず、メルセデス、アウディ、BMW等の高級車がずらり。
「えっ?」
まずは、その光景に圧倒されて、国産ミニUSVのマイカーを、絶対にぶつけないようにふちの方に停める。
そして、入り口の自動扉の前に立つも、何も反応しない。
どうしたんだろうと思って横を見ると、カードリーダーらしきものが。
そう、ネットを見ると、昼間の時間にまず入会手続きをして、カードをもらいネットで予約してからということが判明。
つまり、いきなりは無理ということ。そもそも、近所の打ちっぱなし練習場感覚で行ったのが間違いだった。
そして、よくよく見ると、入会金やフリー練習代、レッスン代が、まさに目玉が飛び出るほどの高額。
この辺り下町で、決して高級住宅街でもなんでもないのにこの料金設定。入りたいけれど、とても無理・・・。そうそうに諦めることに。
駐車場に高級車がずらりと並んでいたのも納得。いち小説家にはあまりにも敷居が高すぎる。
ゴルフって、やはりお金持ちのものなんだなあと思いながらも、それって結局のところこの資本主義世界の反映をしているだけなんだなあと自分を納得させる。
ただ、ゴルフがいくらお金持ち向きのスポーツであろうとも、ゴルフ場に行けば関係ない、上がってナンボの世界。
メルセデスに乗ってきたら-2、BMWだったら、-1打付加 というともない。
三文文士には三文文士なりのゴルフの戦い方がある、と変な対抗意識を燃やすのであった。
しかし、戦うにしても、そもそも下手すぎるんだなあ。これでは相手にならん。せっせと練習しよう。
“ 春風にのり 練習場へ ふらふらと ”
でも、とっても評判がいいらしい。