いつかはエイジシューターに

ソロゴルフを愛するヘタレゴルファーのブログです

2024年 何も誓えない

明けましておめでとうございます。

年末、なかなか忙しく更新が滞ってしまいました。

 

ゴルフに関しては、清水寺にならって、昨年のことを一文字で表すなら「老」でしょうか。

 

毎年、お正月になると、ゴルフに関して誓いをするのですが、今年は特にしません。

ただ、淡々と練習して、淡々とコースを回るだけ・・・。と言った意味で、

「淡」でしょうか。

 

それに、能登半島地震があって、のんきにゴルフのことを考えるのも気が引けて。

 

ただし、私がゴルフを控えることで、地震の被害が収まるならいくらでも自制しますが、そういうわけでもないので。

 

ただ、元気に、ゴルフのことを考えられるだけでも、幸せのことかなと思ったお正月でした。

 

“ いつかまた 被災者達も 笑顔のゴルフ “

 

冬のゴルフ

昔は、雪の中でもゴルフをやった。スケートリンクのようになった砲台グリーンで、ボールが永久に止まらないという珍事にも遭遇した(同伴者と死ぬほど笑い合った)

しかし、もうかれこれ10年ぐらい、真冬にはラウンドしていない。

軟弱になったのか、ただ寒さに弱くなったのか。

別にゴルフに限ったことではないかもしれないけれど、『冬に動ける』ことこそ、若さの象徴かもしれない。

 

と言いつつ、冬眠したい....

“コタツにて ポール転がす 大晦日

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一時間半の戦い

飛距離回復計画を立ち上げて、さっそく練習場に行く。一時間半の打ち放題。

アプローチの練習はそこそこに、ドライバーを手にする。

その練習場は、500円プラスでスイングチェックしてくれる機械を使うことができる。

いきなり、ヘッドスピード31m/s ・・・・絶句。

 

無理矢理ひねって、力ませに振ってようやく34m/s ・・・哀しい。

ヘタレゴルファーの悪いところだが、次第に手にしたドライバーが悪いんじゃないかと思い始める。

 

この練習場、ゴルフパートナーが入っていて、クラブを無料で試打できる。さっそく、前に売り払ったキャロウェイローグST MAX D(シャフト違い)を借りて試してみる。

 

しかし、何と言うことかさらに飛距離が失速。売ったのは正解だったと思うだけで満足する。

次に、ただのMAXを借りる。しかし、結局同じ結果に。

ごめんなさい、自分のエースドライバー(グレイトビックバーサ)、君は間違っていなかった。問題は腕だった。

結局、その後は元のドライバーでひたすら打ち込む。

 

ときどき、ヘッドスピードが43m/sを計測するも、なぜそうなったのか皆目見当も付かず、途方に暮れる(ボールはいずれも大きくスライス)。

 

まあ、一二球でも、かつてのヘッドスピードが出ただけで満足して帰ることにする。

この機械、プロのスイングと並べて再生してくれる優れもの。

 

ただし、プロのメンバーがちと古い。仕方なく丸山茂樹プロを選ぶ(個人的には中島啓太プロが希望)。

しばらくは、真似して打ってみようと決めたのでした。

 

飛距離改善計画、果たしてどうなるか。

そうそう、来週ラウンドだった。

 

“ゴルフすら 機械にすがって アーメンと ”

 

 

 

ゴルフは雨でこそやりたいとは言えないけれど

17日の金曜日、本当はゴルフに行く予定だったのに、その日に限って雨のち晴れ。

一週間前から、なぜかこの日には傘マークがついていて、前後の日は快晴の予報。

 

ある人から、天気予報というのは早まると聞いていたので、きっとずれるだろうと思っていたが、前日にはプレイ時間がジャスト雨。それも、大雨。

 

たぶん、これを知ったのか前日の朝に、同伴者の一人から泣きの電話。「やめようと」という内容。

自分は、天気早まる説をとうとうと話して、何とか撤回させようと思ったが、もう一人もからも、同じく「やめようと」という連絡が入る。

 

多数決の前には、抵抗も空しく、泣く泣くキャンセル。ぎりぎりまで、一人で回れないかゴルフ場に訊いてみようか迷ったほどがっかりした。

 

これは、自分の勝手な思いかもしれないけれど、ゴルフ場がクローズと言わない限り、雨でも雪でも、たとえ炎天下でも極寒でも、予定されたプレイはすべきだと思っている。それこそが、ゴルフの醍醐味なんだからと。

 

春夏秋冬、晴れ、雨、曇、その与えられた条件の中で、プレイを楽しもうとする姿勢は、生きる姿勢にも繋がっている。

 

雨の日をプレイするからこそ、より雨を感じることができ、その中でどうプレイするかを考えるのが楽しくもあり、余計に晴れの日のプレイが楽しく感じられると思えるからだ。

 

イギリスのリンクスのコースは、一日の間に四季があると言われてるぐらい、天気が変わるという。だからこそ、回っていて楽しいのだという。

 

人生も、突然吹き出した強風にどう対処し、自分を崩さないでいられるか。それが知恵であり、得がたい経験な気がする。

ずっと、晴天で晴れ間で無風のゴルフなんて、たぶん室内のバーチャルゴルフで良いってことになる。

 

と、少し同伴者への不満を込めてたらたらと書いてしまったが、ただ、雨でもゴルフをやりたかった。それだけなんだけどね。

 

雨にモマケズ、風にモマケズと、この宮沢賢治の詩こそはゴルフをやる者に当てはまる基本精神かもしれない。

 

“雨に負け 次のプレイ日決まり 元気出る“

 

 

 

ゴールドシニアツアーに元気づけられた

 飛距離が落ちて辛いと書いた数日後、テレビでゴールドシニアツアーの中継をたまたま見る機会があった。

 

シニアツアーがあることは当然知っていたが、ゴールド(60歳)以上のツアーがあるとはまったく知らなかった。

 

そこには、倉本プロなどのかつてのスター選手が名を連ねていた。

 

当然、飛距離が気になった。すると、もちろん歳をとったなりのスイングをするプロもいたが、まるで現役のときのような、きれいでスマートなスイングのままの選手もたくさんいた。

 

 中には、300ヤード近く飛ばすプロもいた。それを見て、本当に単純だが、まだやれるかもという気になった。

 

 まだ、ゴールドシニアの資格すらない自分が、ここで老け込んでもしょうがない。

一念発起して、スイング改造に取り組むことにした。

 老いていく身体で、いかに飛距離を維持するか、それどころか伸ばすのか、真剣に考えてみようと思った。

 

 やはり、グリーン周りを上手くなって、スコアを拾っていくという、老い方もあるけれど、やはり自分はできないなと思った。

 

 というわけで、勉強もあるが、再び新型ドライバー探しの旅にも出ることにした(まったくもって単純)。

 

 “遙かまで 飛ばしてナンボ ゴルフ道” 

 

 

やはり飛距離が落ちるのは辛い

定例の練習日。

 

やはり、クラブを全部取り替えても、スイングの改造をしても、筋トレもどきをしても、どうやっても飛距離が戻らない。

 

ある意味しょうがないと思っていたが、やはり現実に直面するとがっかりする自分がいる。

「ゴルフは、飛ばしてナンボ」。諦めきれない自分がいる。

 

もういいや、きれいでも、確実性もいらない。とにかく飛ばそう。遠くに、遙か遠くに。

 

老いとの戦いは、スコアではなく、飛距離だ。笑われてもいい。フルスイング。

と、昨日の、三井住友VISAマスターズのゴルフ中継を見て思った。

 

蝉川選手のスイングを真似しようっと。

 

“テレビ見て 自分も成れる気がする プロゴルファー”

 

youtu.be

 

 

 

すべてが言い訳106

いつもの、岐阜のホームコースでプレイ。快晴、快適。

 

今日は真剣にスコアを出すぞという思いから、朝一の一杯(昔は三杯)は控える。

しかし、いきなりダボ。そして、ショートでOB(その後、後半のショートでもOB)。


緊張感がほどけて、最初の茶店で一杯。

すると、とたんにアイアンの切れが戻り、好スコア。自分のゴルフは酔拳か・・・と自嘲する。

 

前半、あれだけ気合い入れていたのに、スコアは55。悲しい。言い訳すると、買い換えたアイアンセット(ローグST)の距離感がまだ合わない。ストロングロフトのはずが、前のX18(20年前に発売)と、番手が同じでも、大して距離が変わらない。

 

どうしてだ? なぞが深まる。まあ、練習不足ということなんだけど。

 

そして、何と言っても、ドライバーのティーショットが不安定。前にはほとんど出なかったチィーピンが連発。

何回か木に当たって助けられた(木さんごめんなさい)が、なぜかおかしい。

と、後半の15ホールで、ドライバーをまじまじと見たら、スリープ(ロフト・ライ角などを変えられる)が違っていた。

 

正しい位置だと思っていたら、揃えるラインが違っていて、+1度、アプルライトなっていた。ドライバーが変なのは当たり前だった。

 

しかし、気づくのが致命的に遅くて後の祭り。残り3ホールで盛り返すも。

結局後半51

 

トータル106

数年ぶりの100切りならず・・・残念。

 

自分の実力を直視するためにも、スコアカードはプライベートだろうと、悪かろうと何だろうと、全部出すのことを己に課しているので、そのまま提出する。

 

ハンディ30から下がるかもな・・・まあ、それも実力。

しかし、エイジシューターになるには、106歳まで生きなくてはならないのか。先は長い。

 

“ 百歳を超えて 生きるも ゴルフ道 “