いつかはエイジシューターに

ソロゴルフを愛するヘタレゴルファーのブログです

冬の練習

めっきり寒くなり、毎週のゴルフの練習も足が重くなりがちな季節到来。

毎週夫婦で定期的に練習に行くのだが。

 

これまで妻は、「冬は冬眠します」と一人勝手に宣言して、練習を行くのを辞めていたのが、今年はなぜか、「冬もバリバリやります」に変わり、真冬になっても一緒に行くことに。

 

やはり、練習って誰かと一緒の方が、断然楽しい。ただし、しゃべりすぎると他の「我とひたすら対話」系のゴルファーにも迷惑になるので、その加減が難しい。

 

その点、夫婦で行くと、うるさいと取られるような会話をしなくても済む。「ちゃんと準備体操しようか」、「コーヒー買ってくる」、「もう終わるの?」ぐらいの会話で終結する。

 

一人きりの淋しさと、おしゃべりで練習に集中できないのちょうど間で、ちょうどいい。

 

というわけで、やはり練習は季節関係なくやらないと。そのうち、「雨のラウンドは見学します」宣言も撤廃になるかも・・・淡い期待。

 

“ ゴルフとは 己との会話に 終始する “

 

25年前の名器でもない何でもないパターを再登板

先日、屈辱の111をたたき出した最大の要因であるパット。

そして、すかさず中古で買ったオデッセイの2ボールパターブレイド OG。

 

 あれから、毎日練習していて、何だかヘッドが軽いなあと思って、専用レンチで取って確かめてみると、15グラムのウエイトが入っていた。

 以前、ストロークラボシリーズのパターを使っていたとき、一番思いウエイト2つを入れて、70G増量していたので軽くて当然だった。

 さっそく、重くしようと思って、使っていたウエイトを必死に探してみるが見つからずに、仕方なくアマゾンで買うことに。

 すぐにお目当てが見つかったが、残念ながら2個セット。それも結構なお値段。

 もったいないと思ったけれど、ポチッとお急ぎ便で注文。

 欲しいと思ったらすぐ手に入れたくなる悪い癖。これが、ゴルフギア道楽の神髄。

 

 そんなとき、過去に使っていたクラブ入れ(中々捨てられない)を見ていたら、ホワイトホットスティール#5を発見。

 当時(今から25年前)、自分を含めて、ゴルファー全員と思うぐらいに、ホワイトホット#5(今も使っているプロもいますね)を使っていたので、へそ曲がりの自分は、改良版であるホワイトホットスティールを買った。

 

 店で試打した時から、ボールが入る入る。100パーセント。そして、不思議な打感。どこかパターの天才と呼ばれていたとき使っていたピンアンサーに似ている。

 そして、コースで奇跡のパット数40切りを果たす。

 しかし、その後この奇跡を目の辺りにした人たちが乗り換えてきた。そこで、嫌になった自分は、また新しいパターを探しの旅に・・・。

 それ以来、旅は現在まで続いているのだが、このうれしい記憶が一気に蘇ってきて、新しく来た、2ボールブレードと交互に打ってみる。

 

 やはりよく入る。新しいブレード君が青ざめるぐらいに。どうして、あのまま使い続けていなかったのか・・・。悔やんでも25年たってしまっている。

 

 だけど捨てがたしというわけで、ボロボロの姿になっていた老スティール君を再生させることに決める。

ゴルフパートナーで、グリップを換え、カバーを新調した。

 

今のところ、ホワイトホット2ボールブレイードをエースパターとするが、サブでこの蘇ったスティール君を使うことに決める。

 

 そして、ふと思った。

 パターって、いやゴルフクラブって、実はそれほど進化していないのでは・・・。

 中身が変わっていない、新製品ふうのものを買わされているだけなのでは・・・まるでアイフォンのように。

 でもいいか。楽しいし。

 

 “ゴルフギア 一目惚れは 危険なり“

 

 ではまた

 

 

 

 

 

 

久しぶりに 111

 数字だけを見ると、縁起がいい数字の並び。

けれど、これはゴルフのスコア。

 夏あれだけ練習して、110台とは。

良い天気、いい気温、ほぼ貸し切りというとびっきりの条件なのに・・・。

 とよくあるあるだけれど、言い訳すると。

 

キャロウェイのローグST MAX D・・・筆おろしだったのに。

私には合わなかった。

 スライサーにはぴったりと言うことだったが、確かにまっすぐには飛ぶ(ナチュラルフェードがかかる)。

 

 が、飛距離が・・・230ヤードも飛んでいない。

 

かつて、270ヤードは飛ばしていた私としては、がっかりどころか絶望感すら覚えた。

 

もちろんクラブのせいにしてはいけないし、できるレベルではないが。明らかに合っていない。ムキになって振り回したら、ドロップボールが頻発。

 

 一緒に回った人から「歳だね、歳」とからかわれる始末。

 

そして、もう一つ、パット。

3パット、4パット続発。

 

 キャロウェイのかつての唯一のオリジナルパター ツアーブルー TT2(約20年前のパター)

 

がまったく機能せず。

 

かくして、ドライバーは松山英樹プロが一時使っていた、グレイトビックバーサに戻し、パターは買い換えることに。

 

コースでの絶望感と失望感は、購買意欲を刺激する刺激する。

 

次の日、さっそくゴルフパートナーに行き、ローグST MAXドライバーとはお別れし、その資金で、パターを買う。

 

その昔使っていた、2ボールパターが目に入り、試打。入る入る。

そして、ブレード型を手に入れる。

ストロークラボのシャフト。赤い。

 

かつて、ストロークラボのパターは、合わなくて何回か買い換えた過去があるので、

嫌な予感がしたが、その打感で買うことに決めた。

 

ゴルフギア道楽は卒業したつもりが・・・。それにしても、型落ちドライバーがわずか、一万5千円とは・・・辛い。

そして、最新のパターってなんでこんなに高いのだろう。

 

昔は、一万円ぐらいだったのに・・・

 

と、言いながらほくほくしながら、お家に帰るのでした。

 

パター練習しようっと。

 

“ドライバー 新しき持ち主に 期待して“ 

 

 

 

 

 

 

文士がゴルフ?

  かつて、大岡昇平が、「文士とゴルフ」というエッセイを読んだことがある。かつて、小説家同士のコンペがあったと。
 

    同時に、石原慎太郎も、どこかのエッセイで、「文壇ゴルフコンペ」というのがあって、参加者の中にはその作風から、「おまえはゴルフをやってはいけないだろう」という、人が多く混じっていたと書いていた。
 

 小説に限らず、アーティスト、クリエーターとゴルフというのは、イメージ的に遠い。バリバリの反抗ロッカーが、趣味がゴルフだと言うと、どっかでがっかりする自分がいるのも確かだ。
 

 ゴルフは、どこか保守的で、スノッブで、権威的なイメージがあるし、事実そうなのかもしれない。

 だからこそ、どこかこれらに反する作品を作る人が、ゴルフをやるというのは、端から見てて違和感を感じるのだろう。
 

 そして、おそらくやっている本人も違和感を感じるに違いない。
 ただし、ゴルフというのはそんな保守とか、リベラルとか、スノッブとか清貧とかいう区分けを度外視して面白いスポーツなのは確かだ。
 

  ただ、面白いからやる。文士だろうが、ロッカーだろうが、それでいいのかもしれない。
 
 “ 蒼穹に 流星のごとく ボール飛び ”

 

 

 

才能がないってわかるのは、歳を取っても辛い

いつものように練習場へ。

 

結構、YouTubeでレッスンの動画を見たし、素振りを結構やった。

が、全然ボールが当たらない。

 

すべてが、自分を嫌って離れていくかように、みるみるスライスしていく。

ゴルファーって練習場に行って、だいたい失望するのが常態だろうけれど、絶望的な気分になる日も当然ある。

 

自分って才能無いな・・・と思うのは、若い頃はそれこどが若い者の特権であるけれど、歳を重ねて、自分って・・・と思うたびに慣れるどころか、人生すら悲観してしまうことが多い。

 

別にプロになるつもりもなければ、シングルにもなれないとわかっているのに、いちいち才能なんて言葉が出てくるのか・・・。

 

結局、死ぬまで、万事、自分って・・・ないなあ。の繰り返しかもしれない。

と、帰ってきた直後はそう思ったけれど、

 

やっぱり、練習しかないか・・・。

 

“絶望を 希望に変える わざ知らず“

 

調子が悪いと思う日

毎日、素振りをやっていると、当然ながら、出来がいい日と悪い日がある。

 

年を取ると、若いときのようにどこも痛くもかゆくもなくというわけにはいかず、ひざがなんとなく痛むとか、おなかが張っている、肩がごちごちに固まっているというのデフォルトの体調である。

 

 だが、ゴルフというのは、そんな些細なことでも、スイングに如実に影響してしまう。そう思うと、スイングの再現性というのは、若者の方が圧倒的な優位となるだろう。そして、一定のクオリティを出し続けることが可能になる。

 

だったら、若い彼らに負けないためには、「今日は調子が悪いなあ」という一言であきらめるのではなく、まずは、自分の身体に耳をすまし、調子の悪いところを正確に把握することから始まるように思う。

 

そして、スイングの悪さの原因を探る。

 

中日の元落合元監督も、「ベテランは身体のどこか痛いのは当たり前、それでどうするかがプロ」とおっしゃっていた。

 

ただ、プロ野球選手ではなく、ただのアマチュアとしては、今日は調子悪いなあの一言で片付けるのではなく、分析してそれなりのスコアを出すことだと思う。

 

ただし、無理は禁物だ。

 

今日は、昨夜飲み過ぎて、胃が荒れたているなあと思ったら、それでも正しいスイングを求めて、無理して胸を張って打とうとするのではなく、負担を軽くして打とうとするのが優先だろう。

本当にどこか痛かったら、ゴルフをやっている場合ではないので。

 

そして、今日も素振りをやる。やっぱりうまくいかない。それは身体のどこかが悪くて調子が良くないのか、もともとセンスがないのか。その疑問が頭の中で渦巻いていく。

 

その頭の中の戦いを制するのが、次の課題だ。
 
“ゴルフとは 調子悪くて 当たり前“

 

 

「パター王」の称号を取り戻したい

ゴルフをはじめたとき、感覚だけで打っていただけなのに、パッティングだけは上手くて何でも入るので、周りから「パター王」と呼ばれていた。

本当に、得意なクラブはパターだった。

しかし、雲生きが怪しくなってきたのは、マレット型が普及し始めた頃。

周りが使い出したので、つい2ボールパターを買ってしまった。

オートマチックで打つだけで入ると、もっぱらの噂だった。

そして、実際まっすぐ引いて打つだけで、簡単に入った・・・気がした。

その後、2年ぐらい使い、さらに世はカニのような形に進化し、より簡単さが求められるようになった。

自分も、それに付いていくように、新型が出ると買い換えていた。

そんなある日、「パター下手になったなあ」と、久しぶりに回った同伴者からそう言われた。

「そう?」自分は答えながら、とうに自覚はあった。

かつては目をつぶってでも入っていた、1mの距離が入らない。下りはさらに入らない。

パター練習場で、おせっかいな老人から無理矢理レッスンを受けたこともある。

それでも、真剣に打ち方を考えることなく、新型の道具に頼っていたが、ある日動画を見て、

開いて、閉じるというスイングと同じように打つ打ち方があることを知った(遅い)。

つまり、まっすぐ引いて、まっすぐ打ち出すというのは、身体の原理から言って、難しいことだと。

そして、かつて、「パター王」と呼ばれていたとき、ピンのアンサー2を使っていた。

今で言う、ブレード型である。

おそらく、自分はこのブレード型の打ち方の基本、開いて、閉じる打ち方をしていた。

 

それを、マレット型にして、まっすぐ引いて、まっすぐ打ち出すことにこだわりすぎて、せっかくのパッティング感覚を自分で壊してしまったのだ。

なんたること・・・その間、月日は20年近くもたっていた。

 

というわけで、かつての「パター王」の称号を取り戻すべく、一から打ち方の修正を行うことに決定。

 

そして、室内用の練習器具を探し始める。パターマットで検索する。

出てくる出てくる。星の数ほどの種類・・・。いったい、どれがいいのだろう。

 

菅原大地さんのお勧めマットがいいのか、tera-you さんお勧めのマットがいいのか、

ベンド完全再現用がいいのか、それにしても少々お高い。

昔は、もっと安かったのに・・・

とにかく練習をして、一秒でも早く「パター王」に戻りたい。

 

“パット打ち ハッとうなだれ フォーパット”