いつかはエイジシューターに

ソロゴルフを愛するヘタレゴルファーのブログです

ゴルフは雨でこそやりたいとは言えないけれど

17日の金曜日、本当はゴルフに行く予定だったのに、その日に限って雨のち晴れ。

一週間前から、なぜかこの日には傘マークがついていて、前後の日は快晴の予報。

 

ある人から、天気予報というのは早まると聞いていたので、きっとずれるだろうと思っていたが、前日にはプレイ時間がジャスト雨。それも、大雨。

 

たぶん、これを知ったのか前日の朝に、同伴者の一人から泣きの電話。「やめようと」という内容。

自分は、天気早まる説をとうとうと話して、何とか撤回させようと思ったが、もう一人もからも、同じく「やめようと」という連絡が入る。

 

多数決の前には、抵抗も空しく、泣く泣くキャンセル。ぎりぎりまで、一人で回れないかゴルフ場に訊いてみようか迷ったほどがっかりした。

 

これは、自分の勝手な思いかもしれないけれど、ゴルフ場がクローズと言わない限り、雨でも雪でも、たとえ炎天下でも極寒でも、予定されたプレイはすべきだと思っている。それこそが、ゴルフの醍醐味なんだからと。

 

春夏秋冬、晴れ、雨、曇、その与えられた条件の中で、プレイを楽しもうとする姿勢は、生きる姿勢にも繋がっている。

 

雨の日をプレイするからこそ、より雨を感じることができ、その中でどうプレイするかを考えるのが楽しくもあり、余計に晴れの日のプレイが楽しく感じられると思えるからだ。

 

イギリスのリンクスのコースは、一日の間に四季があると言われてるぐらい、天気が変わるという。だからこそ、回っていて楽しいのだという。

 

人生も、突然吹き出した強風にどう対処し、自分を崩さないでいられるか。それが知恵であり、得がたい経験な気がする。

ずっと、晴天で晴れ間で無風のゴルフなんて、たぶん室内のバーチャルゴルフで良いってことになる。

 

と、少し同伴者への不満を込めてたらたらと書いてしまったが、ただ、雨でもゴルフをやりたかった。それだけなんだけどね。

 

雨にモマケズ、風にモマケズと、この宮沢賢治の詩こそはゴルフをやる者に当てはまる基本精神かもしれない。

 

“雨に負け 次のプレイ日決まり 元気出る“