昔から蛍光色の黄色が好き。
確か、中学生ぐらいだったのかな。初めて蛍光ペンというものが現れて、飛びついて買ったことを思い出す。その後、オレンジや緑、青など、たくさんの色が出てきて、今に至るのだが、何たって黄色が好き。
で、それとゴルフと何の関係があるか。たぶん、いや恐らく、ゴルフボールの蛍光色が出たとき、たぶん日本で十本の指に入る早さで導入したと断言できる。
それを、コースで使ったとき、回りからぼろくそに言われた。まるで、道化服を着て飲み会に着たかのように。
「邪道」、「美観をそこねる」、「OBになってもボールを探す気が起こらん」、「セイタカアワダチソウみたい」などなど。
そして、いつしか売り場からもメーカーのラインアップからも消えていった。しかし、私は、ひたすら黄色を買い続けた。このときだけかもしれない、キャロウェイ以外のボールを使っていたのは。
そして、ひたすら蛍光色のボールの素晴らしさをアピールし続けてきた。「とにかくロストになりにくい」、「目を引く」、「きれいだ」と。
そして数年がたち、プロが使い出して一気に普及した。今では当たり前である。
周囲も使い始めた。当初、ぼろくそに言っていたことを忘れてしまったかのように。
そのつど、自分が広めたと言っても、笑われるだけ。
しかし、断言できる。黄色の蛍光色のボールを一番長く使ったのは、この私だと。
だから何?と言われると困るけど。
“フェアウェイ 黄色のボールが よく似合う”